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さいごの「もっぷ」

我が家の二代目・「もっぷ」犬一家の最後の一頭、
クリが12月1日に虹の橋を渡りました。
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私のハンドルは「ほうきもっぷ」なのに、
とうとう「もっぷ」が誰もいなくなってしまって…。

お葬式の日は小雨降る肌寒い日でした。
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紅葉が綺麗に色づいていました。
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そしてルミナリエの点灯の日だったらしく。

血液検査や精密検査の結果は、激悪かったのですが、
臨床的には元気があったので、何とか…と思っていましたが、
検査の方が正確でした。

クリの命を奪ったのは、姉犬モモの命を奪った膵炎由来の腸炎と、
母犬チコリの命を奪ったリンパ腫、心臓疾患でした。
腎臓の数値も悪化していました。

繁殖する者としてその事は胸に留めておいた方がいいと思いました。

胸水が出ていたので、どんどん息が苦しそうになっていました。
モモの件で家族が治療しても苦しむだけならしたくないと抵抗があったのと、
胸水を抜いて悪化する可能性、抜いている最中にパニックになる可能性を考え、
投薬の方を選びました。

5月に肝炎を患った際に静脈点滴でパニックになり、治療を中断したことがあります。
その時は点滴の影響で心雑音が出てきたので、中断して良かったんですが。

そのせいで最後少し苦しい思いをさせてしまったと申し訳なく思っています。

膵炎があるため、なかなか利尿剤の導入に踏み切れなかったため、
漢方薬で緩やかな利尿作用のある粉剤を使ったり、
ウィリアムにもしたマッサージをしたりしていました。

マッサージで息が少し静かになったり、マッサージ後トイレに立ったりしていたので、
少しは効果があったのだったらいいなぁと願っています。

食欲がなくなったのをキッカケに、一週間の闘病で逝ってしまいました。
事切れたのは、私がクリのために仕事を休んだり断ったりしようか
悩んでいるタイミングででした。

体調が悪くなってからは、不安そうな目をしていました。
「動物でも死を恐れるんだ」
クリの前ではできるだけ病状を口にしないようにしていましたが、
そんな風に感じました。

最期の直前まで目はしっかりしていました。
父が帰宅してすぐの事で、それまでクリについていた私が、
猫部屋にいまるを戻してクリと母の部屋に入ると…。

クリは溺れていました。

クリのために床にしつらえた敷布の中で。自分の身体の中の水に溺れて…。
息がゴボゴボと音を立てていて、後ろ足から痙攣が始まってきました。

部屋を出る前、携帯酸素を吸わせて、やっと息が落ち着いたところだったのに…。

まだ救われたのは、ほんの一瞬前まで、
元気にキョロキョロしていたクリの目には光がなく、
意識が完全になくなっているのが一目で分かったからです。

今、意識があったら苦しいだろうけど、クリには何も分からないだろうから…。

慌てて台所に行き、母にすぐ来るように伝えました。

部屋に再び戻った時点で手足がほとんど動かなくなっていました。
クリを抱き上げて母を呼びました。
何とか、最期の最期の一瞬は、母の腕の中で過ごさせることができました。
クリが一番大好きだったのは私ではなく母なので…。

生まれてすぐ足が動かなかったクリ、両足は重度の膝蓋骨脱臼でした。
1歳になる前に2度も手術をし、犬ガムも数回飲み込んだり、
チコやモモと同時に膵炎になったりで、若いうちから医者通いの多い子でした。
それでも頑張って12歳のわん生を全うしました。

クリの登録名は「Ario」、ニンニクという意味です。
山椒にしようかと思ったけど、生命力の強そうなニンニクの方にしました。
最初に生まれた子で「A」だったし…。

足が悪いことが分かっていたので、名前は元気なものにしたかったんです。
コールネームは親に決めさせたらなぜか、「モモ」と「クリ」になってしまいました。
ちなみにモモの登録名は「Amanda」、
がんばれベアーズのティタム・オニールが好きだったので。

母犬のチコが14歳を目前に今年の2月に他界したので、
クリには20歳くらいまで頑張ってほしかったけど…。

車の助手席が大好きで、よく母の買い物につきあって外出しました。
我が家に駐車中の車の中でも良かったらしく、よく車に行くといって
中で昼寝していました。
「100万円の犬小屋」とか言われてたなぁ。

クリが座ったままで外が見えるように、助手席は通称「お犬様シート」、
クッションやらなんやら置いてありました。
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今は主のいない、「お犬様シート」です。まだ撤去してないです。

手違いであやうくお花がないところでした。
何とか買ってきて良かった。
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そう思っていたら、偶然「にいこ&しんご」ママから連絡をいただき、
お花を送っていただきました。
いつもお世話になってごめんなさい。そしてありがとうです。
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あんまり泣かないし、もしかして今年4頭めで感覚マヒしたのかと思ったら、
クリが他界した翌日は声が枯れて出なくなってしまいました。
バタバタしていたので、涙より違うところに出たみたいです。
やっとで声は治ってきました。

うちに犬がいなくなったなんて…、まだ信じられないなぁ…。

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コメント

ほうきもっぷさんちの子は幸せだと思います。
家族の一員ってよく言うけど、うちは人の都合のいい時に家族になってるんじゃないだろうかと思ったりもします。
ただ、辛いときはやっぱり家族でありたいなと感じた今日この頃です。cat
ゆっくり休んでくださいね。

投稿: 王さん | 2009/12/05 09:51

お見送り、お疲れ様でした。
最後まで大好きな人たちに囲まれ、
きっと幸せを感じながらの旅立ちだったでしょう。
またいつか会えるから、その時を楽しみに
待ちましょうね。
仲間たちと、その日を待っていてくれますよ。

今年は本当にたくさんの子供たちとお別れでしたね。
でも、命に真摯なその姿勢はいつも見習わなければと
感じています。これからもたくさんの命を大切に、
幸せな子たちを育てていって下さいね。

投稿: エスちーのママ | 2009/12/06 06:10

コメントありがとうございます!
レスが遅くなってすみませんです…。
王さんとえちゅママは犬仲間でもあるんですよねf(^^;;

>王さんさま
我が家もめっちゃ人間の都合次第ですよ。
猫の方は数が多くなった分、
雑になってきたように思います。
王さんのお宅でのびのび育ってる3にゃんちゃんは
めちゃくちゃ幸せですよん♪
(遠慮のないガンモ大王とさんごちゃん…。
コマサ兄ちゃん頑張れ!!)
胸水は抜くべきかそうでなかったか、
ちょっとしばらくウジウジ思ってそうです。
家族的には治療しなくて良かったになってます。

>エスちーのママさま
えちゅママさまの所にコメントが残せなくて~(汗)。
存在があんまりなくてすみません。
でも時折拝見させていただいてますです。
コメントいただいて勇気づけられました!!!
今年4頭の虹の橋へのお引越しは
ちょっと辛かったですが、
数がいるからしょうがないですね…。
真摯というか、かなり雑な私なので
申し訳ないと思ってしまっておりますです…。
自分ちのわんやにゃんが喜びを与えてくれた分、
頑張らなきゃいけないですね。

投稿: ほうきもっぷ | 2009/12/08 19:43

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